こんにちは、保育士Pattiです(*^-^*)
Pattiは保育歴16年ですが、一番難しいと思っているのは、子供を叱る時です。。
どうすれば伝わるのか、どう言えば分かってもらえるのか、その都度言葉を選んで伝えていますが、16年たった今でも難しいです。。
ですが、褒めるのも、叱るのも、あるポイントを押さえておかないと確実に子どもには届かず、全く意味のないものになってしまうので、そのポイントだけは外さず常に大切にしています。
ではそのポイントを、皆さんにお伝えしていこうと思うので、保育の現場の方、お父さんやお母さんなど、ぜひ参考にされてください!!
子どもを叱る時の4つのポイント
怒るのではなく叱る
怒る…というのは、自分の感情が入っている状態です。
叱る…というのは、その子の事を思い伝えようとする状態です。
人間だから感情が入ってしまうのは仕方ありませんが、まずは冷静なり、頭ごなしに怒るのではなく、その子の事を考えて言葉を選び伝えるようにします。
その子を叱るのではなく、その子のした行為を叱る
その子自身が「否定された」と思ってしまったら、この叱る行為に全く意味のないものになってしまい、ただ『怒られた』と思われて終ってしまいます。
重要なのは、その子自身の事ではなく、その子がした「いけない行為」について叱っているということが感じられるように言葉を選び伝える必要があります。
間違っても「怒られた」で終わらないように心がけます。
長々叱らず、端的に分かりやすく
長々叱ると、叱られている子供も叱っている自分も、なんで叱っているのか、叱られているのか分からなくなってしまいがちです。
分かりやすいように、言葉を選んで具体的に端的に!子どもの年齢が低ければ低いほど、短い言葉で伝えられるように心がけます。
出来たら手を握るなど体温を感じられるように
その子自身が否定されたと感じないように、手を握るなど、どこかからだと体が触れ合い体温を感じられる状態で叱られていると、安心して相手の話を聞きやすく受け止めやすいと以前研修で聞きました。
「あなたの事を否定しているのではないよ。」「あなたの事を思い叱っているのよ。」と相手が感じられるようにしましょう!
子どもを誉める時の3つのポイント
叱る同様、誉める時もポイントを押さえて褒めると伝わりやすいです(*´ω`*)
具体的に誉める
例えば上手に絵が描けたとき、「上手に描けたね!」「すごいね!」などありきたりな言葉でも嬉しいかもしれませんが、それよりは「~の部分が、とてもよく描けているね!」や「〜の部分が、とても上手になったね!」など、分かりやすく具体的に褒めるとより子ども達の心に響き、「先生、ちゃんと見てくれているのだな!」とその先生の事をより好きになれ信頼出来ます。
どうぞ、その子の良い所を見つけて、その子に伝わるように分かりやすく具体的に褒めてあげてください(o^^o)
みんなの前で褒める
クラスではクラスのみんなの前で、家族なら他の兄弟や親戚の前など、良い所をたくさん褒めてあげましょう!
みんなの前で褒められれば恥ずかしい思いもあるかもしれませんが、大抵の子は嬉しく、また次も頑張ろうという自信や意欲に繋がります。
周囲もその子のように真似したり、褒められたその子自身を良い印象で見れるようになります!
逆に叱る時はみんなの前ではなく、出来たら違う空間で話が出来るようにしましょう。
子どもにもプライドがあり、みんなの前だととても傷ついたり嫌な気持ちになる子が多いです。
また周囲の子がその子の事を『叱られる子→悪い子』というイメージを付けさせてしまったら中々払拭出来ません。
なので、叱る時は違う場所で、褒める時はみんなの前でたくさん褒めてあげてください(o^^o)
保護者にも伝える
褒められたステキな所は是非、保護者の方にも伝えてあげましょう!
保護者は我が子の良い所はいくら聞いても嬉しい限りです。
センセイにも褒められ、大好きなお父さんやお母さんに褒められれば、もう無敵です(^_^)v
その子の褒められた所をより伸ばす事が出来る様になります!
ここでも、逆に悪い事を保護者に伝えなければいけない時(例えば、お友達に危害を加えた、意地悪した…など)が出来た場合、普段から良い事を伝えている保育士の話は受け入れやすくなります。
普段の会話で良い所を伝えるよう心がけましょう!
保護者にとって、良いこと10は、悪いこと1に、簡単にかき消されてしまうので…。
まとめ叱り方と褒め方のコツ
何点かずつポイントを挙げたので、宜しければゼヒ参考にしてください!
それを意識するかしないかで、子どもへの響き方が異なると思います。
何よりも、褒めるにしろ叱るにしろ、普段からその子と信頼関係がとれているかいないかで、響き方が大きく変わってきます。
普段からコミュニケーションを大いにとり、信頼関係を深められるようにしましょう( ´ ▽ ` )
そして、もしも叱ってしまった時はその後のアフターケアを必ずするようにしましょう!
これを忘れるとただ「怒られた」で終わってしまう最悪なパターンになってしまいます。
たくさん褒め、たまに叱って、子ども達を育てていきましょう!!
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