保育士だけどピアノが苦手、弾けない。楽譜の読み方や弾けるコツは?

こんにちは、保育士pattiです(*^-^*)

 

皆さん、ピアノは得意ですか?

pattiは小学校の時エレクトーンを習っていたので、ピアノはさほど苦ではないです。

(小さい頃から幼稚園の先生になりたかったので、習っていました)

今になってみれば、楽譜を読んだりピアノを弾くことが多いので、習っていてよかったと思いますが、おそらくpattiみたいに慣れ親しんでいた方は少数派かもしれません。

 

ですが、働き始めると、幼稚園で働いていた時は皆さんさほど苦ではなさそうでしたが、保育園で働いてみると……意外にピアノが苦手という先生が多いです!!

それも、pattiの職場では、ピアノが弾ける!という先生より、苦手。。という先生のほうが断然多いです。

 

では、実際に保育園でどれくらいピアノを弾いているのか、ピアノの上達方法などを伝えていきたいと思います。

今回は、保育のピアノについてです!

 

保育士はピアノを弾けないといけないのか?

ピアノを弾けないと保育士資格を取れないのか?

ピアノが苦手だけど、保育士になれるか?という方もいるかもしれませんが、なれます!!(調べました!!)

調べたところ、保育士になるには

①保育士試験に合格して資格を取る
試験は「音楽表現」「造形表現」「言語表現」のどれか2科目を選択して受験します。音楽表現はピアノを弾かなければいけませんが、それ以外の2科目を選択し合格すればよいそうです!
②指定の学校に通い所定の過程、科目を履修し卒業する
殆どの学校はピアノは必須科目ですが、授業で教えてくれるし、練習して少しずつ弾けるようになればよいのです!

だそうです!!

なので、①だとピアノを弾かなくても保育士になれる!②でも、pattiの学校ではバイエル終了が合格目安でしたが、ピアノの科目を落として卒業できなかったという方はいませんでした!!

ピアノのテストに落ちても、何度もみんな挑戦して、最後にはみんな合格してましたよ!

もちろん弾ければ弾けるほど、就職試験の時にも有利だし、働き始めても保育の幅が広がるので、以下↓のピアノの上達練習方法を見ながら、より得意になれるように練習してくださいね 🙂

 

実際に保育園ではどれくらいピアノを弾く必要があるのか?

ピアノが弾けないけど、保育園で働ける?という疑問もあるかもしれませんが、弾ければもちろん良いですが、必ず!というわけではないと思います!!

pattiは日々保育園で必ず、朝の歌、おやつの歌、お昼の歌の三曲は必ずピアノを歌い弾きしています。それ以外に朝の会やお昼の前に、季節の歌や月の歌、子ども達の好きな歌を弾くことが多いです。

とりあえず、その三曲弾ければうちの保育園では働けます(*^-^*)

もちろん初めからすらすら弾けない先生も多いです。

自信がまだないなら、他の先生に頼めばよいのです!保育園の良いところは、複数担任など、何人かの先生が近くにいるので、得意不得意で分散出来る所です 🙂

では、ピアノが得意ではない先生はどうすればよいのでしょうか??

楽器はピアノだけではない!!

patti子どもの保育園では、ピアノだけではなく、ギター、リコーダー、篠笛など保育の中で様々な楽器で子ども達と一緒に歌を歌っているのを見かけます。

楽器が弾ける人は、保育会ではポイントが高いです(*^-^*)

pattiはオカリナが常に保育バッグに入ってます。いつもとは違う楽器で(いつもはピアノだから)先生が奏でると、子どもも興味深く聴いてくれます。

楽器はピアノだけではないのです!!子どもが楽しめれば何でも良いんです!!

ただ、ピアノやギターは口が開くので、歌い弾きに最適です。リコーダーなど口が開かないときはカニリードしてくれる先生がいると良いです!

楽器が何も弾けなくても大丈夫!

今どきのキーボードや電子ピアノには、デモミュージックという素晴らしい機能があります。

その中には、『ぶんぶんぶん』や『大きな栗の木の下で』など子どもの歌がデモミュージックで入っているものも多いので、それを流して、保育士はさも自分が弾いているかのように歌ったり、手遊びすればよいのです!!(CDとかでもよいと思います)

音楽がかかれば何でも良いのです!子ども達は喜んで歌います!

何よりも大切なのは…

先生が楽しんで歌ったり踊ったりすることです!

先生が楽しみ、楽しい雰囲気が流れれば、子どもも楽しいのです!

一緒に歌って踊るだけで子どもたちは大喜びです(^^♪

 

ピアノが上達する5つのコツ

ではピアノの上達方法をお伝えします!

楽譜を読むコツ

ピアノが苦手な方は楽譜を読むのが苦手な方が多いかと思います。

ドレミを楽譜につけると分かりやすいので、そうしている方も多いはず。。

では、楽譜を見るとき皆さんはドから順番に読んでますかね?

それが倍速になればより楽譜を読みやすいですよね?

そこでこちらの楽譜を見てください…

手書きですみません(;・∀・)

何かお気づきですか?

そうです、五線譜の上に載っている音だけ書いてあります。

五線譜に載っているのは、ドミソシレファラドですね!

なので、五線譜に載っているドミソシレファラドの音と場所だけ覚えれば、二倍速で楽譜を読めるようになります!!

楽譜が読める=ピアの上達の大切な一歩です、ぜひ実践してみてください 🙂

コードを覚える

楽譜を見て上にC、G、Fなどの英語が書いてあるのを見たことがありますよね?

それが、コードです。そのコードで伴奏すればよいですよ!と楽譜に書いてくれています!!

なので、コードを覚えれば、伴奏が出来ます!!

コードは

音階(ドレミ) 英語音名 コード(和音)
ミソ
ファ#ラ
ソ♯シ
ファ ファラド
シレ
ド♯ミ
レ♯ファ♯

です。

簡単な同様のコードは大体、C、F、G(またはG₇ シファソ)だと思います。

コード全ての音を抑えるのは難しいと思うので、↑に黄色マーカーで書いてある最初の音だけでも十分です。その音を、伴奏として左手で弾きます。

コードを覚えるだけで、伴奏が弾けるようになり、ぐっとピアノが上達します!

リズムを読み取る

楽譜、コードを読めるようになったら、次はリズムをつかむことです!!

♩や♫は大丈夫だと思いますが、問題は♪や♬などですよね。。

簡単な同様の楽譜ではあまり難しい音符、休符は出てこないと思いますが、リズムを取るならまずは、小説ごとに区切り、手拍子をしてみることです!

それでもよくわからない時は、すばり、ピアノが上手な人に一回弾いてもらい耳で覚えることです!!

最近はYouTube等の動画サイトに載ってる曲や練習動画があるので、そちらを活用されても良いかと思います!!

耳で聴いて、イメージが出来ると練習も進むと思います!ぜひ実践してみてさい(^^♪

指使いを意識して、弾く

楽譜を見ると、弾きにくい箇所は1,2…など指使いが書いてあり箇所があります。

1は親指、2は人差し指…ですが、その通りにひくと弾きやすいよ~というように親切に書いてくれています。

でも結局は自分で弾きやすいのが一番なので、やってみて難しかったら自己流で大丈夫です!

今度は指使いにばっかり意識してしまったら上達は難しいので。。

でも一つだけ気を付けなければいけないのは、一度指使いを決めたら変えてはいけないことです!!

その指使いで何度も練習して、指(体)に覚えさせることがポイントです!!

余談ですが、ドの位置はすぐ分かりますか?

←子どもが落書きしてる汚いピアノですみません 🙁

ピアノにはドからドの1オクターブで、2個繋がった黒鍵と、3個繋がった黒鍵がありますが、2個繋がった黒鍵の上に(チョキ)の二本の指を置いて、そのまま自然に親指が来るところがです!

こののところの前におへそがくるように座り(ドを中心に座る)、手の中に卵を持っているイメージで弾きます。

ピアノを好きになろう!!

そして何よりも大切なのは、ピアノを好きになること!そして、可能なら毎日ピアノに触るようにしましょう!!(本物のピアノではなく、電子ピアノやキーボードでも、もちろん可です)

楽器は1日触らないと、3日分後退するといわれてるそうです。

それほど毎日触れることは大切!ということですね!!

 

継続は力なり!!いきなりは上達しないけど、毎日少しずつでも練習すれば必ず上手になります!!

是非上記を参考にして、練習してみてくださいね!(^^)!

 

保育園でよく歌われている曲は?この曲が弾ければ大丈夫!

では、子どもに人気な、ピアノで弾きやすい曲を何曲かお伝えします!

乳児におすすめの曲

てをたたきましょう

右手の音はドから高いドまでです。コードはC、F、G₇です。

小さい子も手をたたいたり、足踏みしたり、動作があるので大好きです。

 

大きな栗の木の下で

右手の音はドから高いドまでです。コードはC、F、G₇、A、Eです。

子ども達もよく知っている一曲なので唄いやすいです!

 

かえるのがっしょう

右手の音はドからラまでです。コードはC、F、Gです。

カエルになって手や机をたたいて唄っています!

 

むすんでひらいて

右手の音はドからラまでです。コードはC、F、G₇です。

1番はその手を上に お星さまキラキラ

2番はその手を横に 飛行機ブンブン

3番はその手を前に ドライブブーブー とpattiは唄っています!

 

他にもとんとんとんとんひげじいさん、ぶんぶんぶん、ちゅうりっぷなども簡単でおすすめです。

保育学校で習うような歌が、乳児では唄いやすいと思います。

 

幼児におすすめの曲

すうじの歌

右手の音はドから高いドまでです。コードはC、G₇です。

絵カードを作り、数字を覚えながら唄うにも良いと思います。

 

線路はつづくよどこまでも

右手の音はレから高いドまでです。コードはC、G、A、D、Bです。

電車とか乗り物の歌はみんな大好きです。(はたらくくるまとか)

 

さんぽ

右手の音はドから高いレまでです。コードはC、F、G、D、Eです。

幼児曲の定番、みんな大好きです!

 

南の島のハメハメハ大王

右手の音はドから高いレまでです。コードはC、F、Gです。

ハメハメハ~って所が大好きで、そこだけみんな大音量になりがちです(^^♪

 

他にも、手のひらを太陽に、ドレミの歌、おばけなんてないさなど♯や♭が出てきますが、みんな大好きなので、少しずつ練習して、レパートリーを増やしていってください!!

幼児はいろんな歌が唄えます(*^-^*)

 


※楽譜によって違うと思いますので、ご了承ください。
自分で弾きやすい楽譜が一番だと思います。
※m(マイナー)とついているコードがありますが、mは暗いコードなのですが、そのままそのコードで弾いてもよいと思います。気になるようならコード表を調べてみてください!!   例)Cm→C

今回は

みんなでうたおう!

たのしいこどものうた大全集202(永岡書店さん)を参考にさせていただきました。

 

 

まとめ ピアノが弾けるようになるには?

まずは

・楽譜を読む
・コードを覚える
・リズムを読み取る

いわゆるピアノを弾くための下準備ですね!
準備が出来たら、次はいよいよピアノを弾きます!!

・短い小説ごとに区切り練習する
・右手のみ練習する
・左手のみ練習する
・右手左手合わせて、小説を区切り少しずつ練習する
・一曲すべて弾けるように練習する
弾けるようになる!!!!

そして何よりも大切なのは、ピアノを好きになる!!毎日できるだけ弾くようにする!!

ことです!!初めから弾ける人はいません。どんなに上手な人も練習したから弾けるようになったのです。

楽譜が読めるようになるのも、ピアノになれるのも練習量と比例すると思います。

保育会では、ピアノは少しでも弾けるほうがプラスになると思うので、コツをつかみ、頑張って練習してください(*^-^*)